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色とタッチ ー絵と音-


時間を見つけてはよく美術展へ行きます。

最近は日本画の素晴らしさに目覚め、美術館が身近にあったパリにいた頃よりも絵画への憧れが強くなりました。

色は空気湿度で伝わり方が変わるように感じます。音も同じです。

描かれたその地で見ると、作者と同じ空気のフィルターを通して、作者をより近くに感じられる気がします。

じっと絵に張り付いて、筆のタッチを観察することがあります。絵とピアノは似ています。細かなタッチの使い分けで光や影が描かれ、そのタッチ全てで一枚の絵を成しています。

何を描くのか。素晴らしい作品は真に迫り、いつまでも頭に残ります。

山種美術館がお気に入りです。

昨年の速水御舟展、そして開催中の上村松園が特に印象に残りました。

絵に添えられている作者の回想の言葉にもインスパイアされます。

そしていつも、絵をイメージした和菓子をお土産に。

なんてかわいくて美味しいのでしょう!

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